【ニュース】 大和ハウス工業、防府市で2ヶ所目となる産業団地「(仮称)防府第二テクノタウン」を開発 山口県防府市
2017.08.23
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、大野直竹社長)は8月22日、防府市と産業団地造成に伴う協力協定書を締結した。
同社による同市での産業団地開発は、2015年1月に日本たばこ産業防府工場跡地で産業団地「防府テクノタウン」(販売面積約13
ha、10区画)を開発したのに続き、2ヶ所目となる。
今回開発する「(仮称)防府第二テクノタウン」は、山陽自動車道「防府西インターチェンジ」に近接(約7㎞)した立地。
中国・四国地域だけでなく、関西・九州地域へのアクセスも容易なほか、JR山陽本線「防府」駅から約7.2kmに位置しているため、職住近接の就労環境も整っているとしている。
山口県発の貨物輸送機関割合は、自動車が60.9%・海運が
38.7%(2014年度、国土交通省)となっており、海運比率が全国平均(10.7%)に比べて高い点が特徴。
同産業団地は重要港湾の三田尻中関港にもアクセスしやすいため、海運輸送を中心とする企業から市内中心部へのアクセスを主とする企業まで幅広いニーズに対応可能だという。
また、防府市ハザードマップ(高潮編)の予想高潮位よりも、建築引渡し時点で高い床面高に設計できるため、台風や高波などによる水害を回避できるとしている。
同社は今後、2018年1月頃に行政との開発に関する許認可取得後、造成工事に着手するとともに、建築条件付きの事業用地の販売を開始する予定。
あわせて、同市や同県と連携しながら積極的に企業誘致を行い、地域の活性化も図り、進出企業の福利厚生施設(住宅・寮・社宅等)の提案も行うという。
「(仮称)防府第二テクノタウン」の設置場所は山口県防府市大字浜方字三ノ枡534番、535番。
総事業面積は約22ha(「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」の約9.5倍)、販売予定面積は約20ha。
事業規模は約90億円(土地と建物、予定)。
造成工事開始・第1期販売開始は2018年1月頃(予定)、造成工事完了は2019年11月頃(予定)。