【ニュース】 WEBマーケティング会社のSATORU、福島県昭和村に「移住」し、古民家体験施設を2018年春にオープン予定 福島県昭和村
2017.08.10
WEBマーケティング事業などを手掛ける株式会社SATORU(福島県昭和村、橋本浩寿代表)は、古民家体験施設を2018年春(予定)にオープンする。
1987年生まれの男性3名による同社は、2017年5月に限界集落の山村・福島県昭和村に全員で移住、共同生活を開始した。
「田舎暮らし×アウトドア」をテーマとした古民家体験施設と
WEBサイトを自社メディアとし、ライフスタイルや商品宣伝等のあらゆる情報発信をする「SHARE BASE(シェアベース)」プロジェクトをスタートさせている。
同村への移住は、復興支援に加え、近年高まり続ける空き家活用や古民家再生での地域活性化需要、若年層の地方移住希望者の増加、国内のアウトドアへの関心の高まりに応えるため。
古民家のある敷地一帯とWEBサイトすべてを自社メディアとし、商品宣伝・PRを通じ、都心と地方を密接に繋げる担い手を目指すという。
昭和村は、福島県会津地方にあり、周囲を1,000m級の山々に囲まれた山村。
伝統織物「からむし織」の原料となるからむしを栽培する本州唯一の村だが、人口は約1,300人で、高齢化率55%の限界集落山村となっている。
古民家体験施設「SHARE BASE」は、活性化すべき地域に自らが身を置き、DIY中心の古民家再生を進めて行くことが特徴。
オープン後は、田舎ならではの野菜収穫体験や自然体験、テント等のアウトドア用品を貸し出し、手ぶらでアウトドアを楽しめる要素を提供する。
また、古民家体験施設ならではのオープンな雰囲気を生かし、宿泊者同士や地域の人々との様々なコミュニケーション、情報交換の場として「田舎暮らし×アウトドア」の魅力を体験できる施設を目指す。
イベントスペースや各種ワークショップの場としても利用可能で、レンタルオフィスや社内研修会場としての利用も可能とする(Wi-Fi環境完備)。
今後は、オープンに向け、会員募集やクラウドファンディングによる支援者・古民家改装の協力者を募り、2018年春の開業を目指し活動を続けていくとしている。