【ニュース】 東武鉄道、8月10日より復活運転するSL「大樹」に「SL観光アテンダント」が乗務、鉄道会社と観光協会が初コラボ 栃木県日光市
2017.08.09
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、根津嘉澄社長)は、8月10日より下今市駅~鬼怒川温泉駅間で約半世紀ぶりに復活運転するSL「大樹」に、「SL観光アテンダント」を乗務させる。
「SL観光アテンダント」は、東武鉄道が日光市観光協会に委託し、同観光協会スタッフ7名が客車1両に1名ずつ乗務し、乗客のおもてなしと観光情報の提供を行うもの。
7名は新たに募集・採用したスタッフで、鉄道会社と観光協会がコラボレーションし、観光列車のアテンダントを設置する取り組みは全国初。
同取り組みにより、手作りの「アテンダント通信」を車内で配付するなど、観光協会スタッフがアテンダントを担当することで、詳細にわたる案内が可能となる。
また、沿線だけでなく日光市全域の案内が可能となるため、乗客の満足度向上にもつながるという。
今後は、様々な形でアテンダントのスキルアップを図り、各個人の個性を生かした案内ができるよう進めていくとしている。