【ニュース】 アパグループ、東京都内最大級となるアパホテル「アパホテル&リゾート両国駅タワー」の起工式を実施、開業予定は平成32年春 東京都墨田区
2017.08.04
総合都市開発のアパグループ(東京都港区、元谷外志雄代表)は8月3日、東京都内最大級となるアパホテル「アパホテル&リゾート両国駅タワー」(東京都墨田区)の起工式を実施した。
開業予定は平成32年春。
同ホテルは、地上31階・地下2階、客室数1,111室を有する超高層ホテル。
東京都内に展開するアパホテルの中では最大級のホテルとなる。
アパグループでは現在、全国で20階以上のタワーホテル6棟・
6,472室を同時に建築・設計中で、いずれも2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会前の開業を予定しているという。
同ホテルの計画地は、両国駅北口再開発等促進区を定める地区計画の区域内に位置。
都市計画の変更により、計画地とその周りを宿泊地区として設定し、容積率の割増手続きを行った。
外観デザインは、両国という地域特性に調和した景観形成を目指し、葛飾北斎の「新形小紋帳」をモチーフとして窓まわりに円形の石材を配置するなど、建物の印象をやさしくし、日本を感じさせる暖かみのある表情を生み出すとしている。
地下1階には約660㎡の大型の露天風呂付き大浴殿(宿泊者用)を設置する他、最上階(31階)には隅田川を見渡すことができる展望レストラン、その屋上テラスには屋外プールを併設する。
その他、4階には約640㎡の大型レストラン、2階には墨田区の観光情報を掲示する観光インフォメーションカフェとコンビニエンスストア、3階には墨田区に無償貸与する防災倉庫を設置するなど、地域に貢献する施設を目指す。
外部空間では緑豊かな公開空地を整備。
地域のイベント等にも利用可能な約570㎡のにぎわい広場の設置や、南東側に位置する緑道(歩行者専用道路)と連続的な空間となるように一体整備を行い、地域の環境及び利便性の向上に貢献するという。
「アパホテル&リゾート両国駅タワー」の所在地は東京都墨田区横網一丁目12番5号(地名地番)、交通はJR総武線「両国」駅より徒歩3分、都営地下鉄大江戸線「両国」駅より徒歩4分。
敷地面積は3,084.81㎡、延床面積は2万5,169.75㎡。
構造は鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、規模は地上31階地下2階建。
客室は全1,111室(ダブル851室、ツイン251室、デラックスツイン7室、セミスイート2室)。
その他施設はレストラン(4階・31階)、露天風呂付き大浴殿(地下1階)、屋外プール(31階)、墨田区観光インフォメーションカフェ(2階)、コンビニエンスストア(2階)、防災倉庫(墨田区へ無償貸与、3階)。
駐車場は80台(機械式73台、荷捌用平面式7台)、駐輪場は99台。
事業主はアパ株式会社、管理・運営はアパホテル株式会社。
開業予定は平成32年春。