【ニュース】 建築用コンテナモジュールを手掛けるデベロップ、国内初のコンテナ型モジュール建築によるホテル型投資事業1号店「Casual Resort COFF Ichinomiya」をオープン 千葉県一宮町
2017.08.03
建築用コンテナモジュールを手掛ける株式会社デベロップ(千葉県市川市、岡村健史代表)は8月3日、同社のホテル型投資事業モデル1号店として開発した国内初のコンテナ型モジュール建築
「Casual Resort COFF Ichinomiya(カジュアルリゾート コフ イチノミヤ)」(千葉県一宮町)をオープンした。
同社は、安全性・経済性に優れた建築用コンテナモジュールの製造・活用ノウハウを活かし、様々な不動産開発や、「ストレージ王」ブランドのトランクルーム等といった投資物件の開発を数多く手掛けてきた。
また、同社が出資するTube株式会社(東京都港区、神田健代表)は、今年4月より中部国際空港セントレア・ターミナルビル内でカプセルホテル「TUBE Sq(チュウブ・スクウェア)」の営業を開始。
ホテル事業の様々なノウハウの取得に取り組んできた。
今回オープンした同物件は、これらの開発・運営ノウハウを活かした、同社ならではの投資物件。
既に2号店の開発にも着手しており、同社ではホテル開発を新たな事業の柱にしたいという。
コンテナ型モジュール建築とは、寸法のみ海上輸送用コンテナ規格に準拠する以外は、海上輸送用コンテナとは全く異なる、国内法令に適合した建築用資材(JIS鋼材)。
寸法が海上輸送用コンテナと同じなため、タンカー・トレーラー・クレーン等の一般的なコンテナ輸送手段を利用して運ぶことができる。
国内法令を遵守した建築であるだけでなく、現地での素早い組み上げによる大幅な短工期化、設置後の移設・再利用による産業廃棄物の低減など、品質面・経済面・環境面など、総合的に優れた建築としての価値と魅力を有するとしている。
今回オープンした「Casual Resort COFF Ichinomiya」が所在する一宮町は、九十九里浜に面した風光明媚な土地で、その波質の良さから世界中のサーフィン愛好者に広く知られている場所。
2020年の東京オリンピックでもサーフィン会場にも選ばれている。
開発にあたっては、長年企業の保養所として利用されてきた築30年の木造家屋をリノベーションした母屋の隣に、40フィートタイプのコンテナモジュールを2段に積み上げた11棟の離れ(コテージ)を配置。
プライベート性を重視しつつ、宿泊客相互の交流を楽しめる造りとした。
「Casual Resort COFF Ichinomiya(カジュアルリゾート コフ イチノミヤ)」の所在地は千葉県長生郡一宮町10007、交通はJR外房線「上総一ノ宮」駅より車で10分。
敷地面積は1,975.62㎡。
客室数・棟数は、母屋が洋室3名用1室・洋室2名用1室・和室3名用2室、コテージが洋室タイプ9棟(うち4棟はペット同伴可)・和室タイプ2棟。