2017.08.01
三菱地所グループの株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ（東京都千代田区、河野雅明社長）は7月31日、新ホテルブランド「ザ ロイヤルパーク キャンバス」を展開すると発表した。

新ブランドの「ザ ロイヤルパーク キャンバス」は、従来の一般的な既成のホテルサービスを提供するのではなく、宿泊客のスタイルに合わせて自由に利用できるホテルを目指したもの。
新ブランド第一弾は、東京・銀座、大阪・北浜、名古屋の3ホテルで展開、名古屋については既存の「ロイヤルパークホテル ザ 名古屋」をリブランドする。


新ブランドでは、場合によっては過剰サービスとも捉えられかねない従来の一般的な既成のサービスではなく、宿泊客自らが必要なサービスを選択でき、心地よく過ごせることを目指す。
客室は機能性を重視し、シンプルなデザインとする一方で、機能だけでなくデザイン性も重視したラウンジ空間も提供する。
新ブランドによる新規出店予定は、「ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜」（客室数約240室、2019年春開業予定）、「（仮称）ザ ロイヤルパーク キャンバス 東京銀座」（客室数約125室、2019年春開業予定）。

なお同社は現在、総合型シティホテルを3ホテル、宿泊主体型ホテルを5ホテル、計8ホテルを経営・運営しているが、旺盛な宿泊需要に対応するため、新規ホテルの出店を加速。
現時点で新ブランドを含め、計5ホテルの新規開業を予定している。

また2018年4月1日には、既存の宿泊主体型ホテルブランド「ロイヤルパークホテル ザ（＋地名）」を「ザ ロイヤルパークホテル（＋地名）」に改称するとともに、「ロイヤルパークホテル ザ 名古屋」を「ザ ロイヤルパーク キャンバス 名古屋」にリブランドする予定。
新ブランド「ザ ロイヤルパーク キャンバス」をラインアップに加えることで、これまでの東京・京都・福岡といった大都市圏だけでなく、全国の各都市へとターゲットを拡大するという。