【ニュース】 京阪電気鉄道、伏見稲荷大社の玄関口「伏見稲荷」駅をリニューアル、千本鳥居のイメージを表現、トイレ・観光サービス施設も刷新 京都府京都市
2017.06.29
京阪電気鉄道株式会社(大阪市中央区、中野道夫社長)は、京阪本線「伏見稲荷」駅(京都市伏見区)のリニューアル工事を実施する。
7月上旬に着手し、11月に竣工する予定。
同駅は、国際的な観光地・伏見稲荷大社の玄関口。
今回のリニューアルでは、「伏見稲荷大社の千本鳥居をイメージできる駅」をコンセプトに、駅舎やホームを改良することで、有名観光地の最寄り駅にふさわしいイメージを表現する。
また、トイレのバリアフリー化・美装化や観光客向けのサービス施設の整備も図るという。
リニューアル後の駅舎には、国内外から多くの観光客が訪れる伏見稲荷大社の千本鳥居をイメージした朱色の列柱を配置。
外壁には落ち着いた黒系の仕上げ材を用いることで、「朱」を際立たせる。
ホームは、記念撮影のスポットとしても親しまれている、ホーム上家の欄間とキツネの意匠を継承して改修。
訪日外国人をはじめとする観光客に、伏見稲荷大社参拝への期待感や参詣後の余韻を感じてもらえるような意匠とする。
また、上下ホームのトイレを移設するとともに面積を拡大、バリアフリー化を実施。
個室の全面洋式化や女性トイレでのパウダーコーナー設置、音声案内の整備などにより、使いやすさを向上させるほか、温水洗浄便座や便所除菌クリーナー、ハンドドライヤーの設置により、清潔感の向上も図る。
さらに、既に同駅構内で営業を開始しているいなり寿司専門店「伏見稲荷 千本いなり」のほか、改札外にコインロッカーや待ち合わせコーナーなどを設置、利便性の向上を図るという。