【ニュース】 近鉄不動産、リノベーション賃貸レジデンス事業に新規参入、第一号物件では近鉄グループ保有の社員寮を賃貸レジデンスに転用、ブランド名は「Refio(リフィオ)」 東京都板橋区
2017.06.26
近鉄不動産株式会社(大阪市天王寺区、善本烈社長)はこのほど、リノベーション賃貸レジデンス事業に新規参入すると発表した。
第一号物件では、近鉄グループ企業が東京都板橋区成増に所有していた築25年の社員寮を取得、一棟リノベーションを行い、賃貸レジデンスに転用する。
ブランド名は、RenovationやRenaissance(再生・復活を表す)の「Re」とイタリア 語の花を表すFioreの「fio」を組み合わせた造語で、「築年数の経った建物をリノベーションして、新しい花を咲かせるように再生させる」という意味を込め、「Refio(リフィオ)」とした。
第一号物件の物件名は「Refio成増」。
今年8月に建物全体の工事を完了し、入居を開始する予定。
同物件は、第一種住居地域、第一種中高層住居専用地域の閑静な住環境にありながら、東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄成増」駅より徒歩5分、東武東上線「成増」駅より7分の都心に直通で通える立地。
エントランス部には天然材を使用し、既存建物のタイルとうまく調和させたほか、専有部内は無垢フローリングなどの素材を使用、全28戸11タイプの多彩なプランを用意した。
また、キッチン付き「コモンスペース」の設置や、セキュリティの向上など、一棟リノベーションならではの共用施設のバリューアップも行う。
特に、入居者同士の親睦を深める交流会や友人を招待したホームパーティ等の開催ができる「コモンスペース」は、同物件の最大の特長で、コミュニケーション不足になりがちな都会の単身生活で、情報交換やライフスタイルの共有ができる場所を提供する。
デザインや素材、ライフスタイルなどにこだわりのある、都心勤務の単身者をメインターゲットとした。
同社では、今後も築年数の経過した物件を再生するリノベーション賃貸レジデンス事業を積極的に推進していきたいという。
「Refio成増」の所在地は東京都板橋区成増1丁目10番15号、交通は東京地下鉄副都心線・有楽町線地下鉄「成増」駅より徒歩5分、東武鉄道東上線「成増」駅より徒歩7分。
敷地面積は415.83㎡、延床面積は821.79㎡。
建築時期は1992年3月。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・4階建。
戸数は28戸。
間取りは1K、面積は21.76~25.93㎡(平均面積24.15㎡)。
賃料は7万円~8万8,000円(共益費込)。
管理会社は近鉄住宅管理株式会社。
2017年5月にモデルルーム(201号)をオープン、2017年8月にリノベーション工事完了予定、2017年8月に入居開始予定。
入居の問い合わせはハプティック株式会社まで。