【ニュース】 文化庁と北陸三県、「国際北陸工芸サミット」を11月に開催、50歳以下の若き「工芸人」を対象としたアワードの参加者を募集 富山県富山市
2017.04.27
文化庁と富山・石川・福井の北陸三県は、北陸の工芸の魅力を世界に発信する「国際北陸工芸サミット」を開催する。
同サミットは、11月16日~23日をコア期間とし、8月に全面開館する富山県美術館をメイン会場に、複数のプログラムで構成されるもの。
現在、その中心となる、50歳以下の工芸に携わる作家・職人・デザイナーなど、若き「工芸人」を対象としたアワード「U-50国際北陸工芸アワード」の参加者を広く募集している。
同アワードは、工芸作品・表現・技術だけではなく、工芸に対する考え方や取組み、戦略と実践、未来への展望などを総合的に評価し奨励するもの。
従来の工芸が持つ固定概念を一度フラットな目線で見つめ直し、ボーダレス化する工芸の世界的な潮流を捉え、国際的なネットワークやコラボレーションの機会を創出、そこから工芸の未来ビジョンを描くことを目的としている。
対象となる技法・素材は、漆器・銅器・鋳物・木彫・和紙・絹織物・蒔絵・陶磁器をはじめ、ガラス・革・銅器以外の金属・染織、その他世界各地に伝わるものとしている。
「U-50国際北陸工芸アワード」のテーマは「THIS IS 工芸 伝える。創る。」。
応募登録期間は5月31日23時59分まで。
1次審査結果発表は7月中旬、2次審査結果発表は9月上旬、最終審査は11月22日、表彰式は11月23日。
展覧会の期間は11月16日~2018年1月8日、会場は富山県美術館(富山県富山市木場町3-20)。
詳細は、国際北陸工芸サミットHPを要参照。