【ニュース】 読売新聞大阪本社など、よみうり文化センター再整備事業で商業施設「SENRITOよみうり」を21日午前10時にグランドオープン 大阪府豊中市
2017.04.21
株式会社読売新聞大阪本社と讀賣テレビ放送株式会社は、大阪府豊中市の千里中央駅前で建設・運営する商業施設「SENRITO よみうり」を4月21日午前10時にグランドオープンした。
よみうり文化センター再整備事業の一環。
2015年7月に開業したⅠ期に続き、今回のグランドオープンではⅡ期が完成。
イオンモール株式会社が1~4階をマスターリースし、グルメスーパーや衣料品、雑貨など35店舗で構成する「イオン SENRITO専門館」を開業した。
これにより、Ⅰ期の飲食店、クリニック、スイミングスクールなどと合わせ、計61店舗が並ぶ新しい商業施設が完成したという。
「イオンSENRITO専門館」では、長年地域に親しまれてきた旧よみうり文化センターの伝統を引き継ぎつつも、新たに「『ちょっとの時間』をコバレのトキに北摂スマートライフを創造」をストアコンセプトに設定した。
施設2階の北側と東側には、歩行者デッキを新設し、公共通路として24時間、一般に開放。
デッキにつながる歩道橋も架け替えが終わり、千里中央駅前の回遊性が高まるとしている。
なお、デッキと歩道橋のリニューアルは、半世紀前に千里ニュータウンに整備された、先進的な歩車分離デッキシステムでは初の更新事例となる。
また、商業施設の開業に合わせ、北デッキの愛称として、前身のよみうり文化センターの1階通路で使われていた「煉瓦(れんが)通り」の名称が復活。
歩道橋とつながる商業施設沿いの東半分(約40m)が完成し、4月1日から通行が始まっている。
2年後のタワーマンション完成時には西半分(約45m)も完成し、千里中央駅から千里橋まで、一直線に結ばれるようになるという。
よみうり文化センター再整備事業とは、1977年の設立以来、地域の人々に親しまれてきた旧よみうり文化センターを解体し、商業施設
「SENRITOよみうり」(地上7階・地下1階)と、マンション「シエリアタワー千里中央」(地上52階・地下1階)を建てるもの。
関電グループが建設を進めるマンションは、事業区域北西側に位置し、高さ約185mの建物に552戸が入る予定で、既に販売が始まっている。
2019年春のマンション竣工により、商業施設とマンションからなる新しい街「SENRITO」が完成するという。