【ニュース】 三井不動産レジデンシャルとフルタイムシステム、宅配ロッカーの利用効率向上で「再配達ゼロ」を目指す取り組みを開始 東京都中央区
2017.04.18
三井不動産レジデンシャル株式会社(東京都中央区、藤林清隆社長)と株式会社フルタイムシステム(東京都千代田区、原幸一郎社長)はこのほど、社会的課題のひとつとなっている宅配物の増加に対し、マンションの宅配ロッカーの利用効率を向上させることで「再配達ゼロ」を目指す取り組みを開始した。
今回の取り組みは、宅配サービス会社へのヒアリングと、フルタイムシステムが集積したデータの分析を行い、宅配ロッカーの利用に関する現状の課題を抽出することから開始。
課題を検討した結果、利用状況に適した新しい宅配ロッカーの開発や入出庫の回転率の向上策など、ハードとソフト(運用)の両面から4つの対策を考案したという。
4つの対策とは、「利用状況に適した宅配ロッカーの新構成によるBOX数の増加」「宅配ロッカーの入出庫回転率の向上」「宅配ロッカーへの入庫数の減少」「宅配ロッカーの利用情報閲覧サービス」。
同対策は、今年6月下旬に販売開始予定の大規模分譲マンション「パークタワー晴海」(東京都中央区、1,076戸)より導入する予定。
なお今後、三井不動産レジデンシャルが分譲するマンションでも同対策の導入を順次進め、宅配ロッカーの利用効率向上を図っていくとしている。