【ニュース】 大京とフルタイムシステム、「再配達ゼロ」を目指して共同開発した住戸専用宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を発表、世帯カバー率120%を実現 東京都渋谷区
2017.04.13
株式会社大京(東京都渋谷区、山口陽社長)と株式会社フルタイムシステム(東京都千代田区、原幸一郎社長)は4月11日、「再配達ゼロ」をコンセプトに共同開発を進めてきた住戸専用宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を発表した。
「ライオンズマイボックス」は、「必ず受け取りたい、確実に届けたい」という居住者と宅配事業者双方の視点から利便性を向上させた、新世代のマンション用宅配ボックス。
現代の宅配利用頻度や、ネット通販の標準的な荷物のサイズに対応した、居住者ごとの専用宅配ボックスとした。
一つのボックスで 異なる宅配事業者の荷物や、複数の荷物の同時収納を可能とし、メールボックスと一体化することにより、 省スペースで効率的な荷物の受け取りを実現したという。
また、従来型の全戸共有の宅配ボックスも整備することで、入居世帯に対する宅配ボックスのカバー率は120%になるという(大京が分譲した
226物件の平均カバー率は15.6%、大京調べ)。
今後大京では、「ライオンズマイボックス」を来年3月に竣工する新築物件5物件(首都圏・北海道)より積極的に採用。
来期以降の物件についても、 全国の物件で10物件程を採用予定とし、現在計画中の物件については、物件特性を見ながら順次導入予定としている。
また、大京グループの株式会社穴吹工務店が提供するサーパスマンションシリーズでの導入や、既築物件のリニューアル工事での提案導入、さらにフルタイムシステムの販路を通じ、他マンションへの導入を行う。
他マンションへも導入し幅広く普及させることで、再配達における社会的課題解決に貢献するほか、 居住者自身が宅配ボックスに荷物を預け入れることで得られる相互利用のサービスも拡大するという。