【ニュース】 南海電気鉄道、農業関連事業に参入、体験農園「くらし菜園」を泉佐野市に開設 大阪府泉佐野市
2017.04.07
南海電気鉄道株式会社(大阪府大阪市、遠北光彦社長)は4月16日、気軽に農業が体験できる体験農園「くらし菜園」を羽倉崎(泉佐野市)に開設する。
同社では、中期経営計画「深展133計画」で「沿線エリアの魅力創造」を重点項目に掲げており、同菜園の開設もその一環。
沿線に広がる農村地域で増加する耕作放棄地を有効活用し、人が集まる場所を提供するとともに、地域の魅力発信を通じた沿線活性化を目指す。
同菜園では、同社と地域の農家が提携し、利用客に様々な農業体験コースを提供する。
開園にあたっては、「夏野菜の女子菜園コース」「夏野菜コース」「週末農園塾コース」の3コースを設けたほか、今後は季節に合わせた体験コースを設定していくという。
同社では同事業を通じ、農作業という形では土にふれたことがない人、本格的に農業へ挑戦したい人、新しいレジャーとして農業に携わりたい人など、様々な利用客に対応。
今後は、泉州地域以外での展開も視野に入れ、開設場所に合わせ、各地域の農家(パートナー)との提携や、地主から直接農地を借り受けるスキーム、季節や場所に応じたプランなどを検討し、事業の拡大を図っていくとしている。
なお同社では、沿線の作物を販売するイベント「沿線マルシェ」を通じ、沿線の農作物・特産物のPRや、地産地消の推進にも取り組んでいるという。
「くらし菜園 羽倉崎」の所在地は大阪府泉佐野市南中安松862、交通は南海線「羽倉崎」駅よりバスで「安松」下車後徒歩3分。
開園日は平成29年4月16日。
広さは約700㎡。
提携農家は株式会社泉州アグリ。
年間を通じて四季折々の野菜を栽培する体験プログラムを設定予定。
開園時の内容は「夏野菜の女子菜園コース」「夏野菜コース」「週末農園塾コース」。
詳細は、「くらし菜園」サイト要参照。