【ニュース】 豊後高田市、「恋叶(こいかな)ロード」でオリジナルラッピングバスなど新たな企画を開始 大分県豊後高田市
2017.04.03
豊後高田市は今春、海岸沿いを走る国道213号沿「恋叶(こいかな)ロード」で、オリジナルラッピングバスなど、新たな企画を開始した。
「恋叶(こいかな)ロード」には、今まさに菜の花が見ごろを迎えている「長崎鼻」をはじめ、ロマンティックなドライブスポットが点在。
約20kmのドライブルートを、恋が叶う道「恋叶(こいかな)ロード」と呼んでいる。
今春、「ハートの魔法」をテーマに恋叶ロードを走る路線バスをラッピングし、完成披露を実施。
車体に可愛く連なる5つのハートは、どこから見ても目を引き、恋の魔法にかけられてしまいそうな錯覚を覚えるデザインだという。
車内も、恋叶ロードのロゴが入ったシートカバーや降車ボタンなどで装飾している。
また、バスの車体・車内だけでなく、恋叶ロード沿線のバス停看板54枚にも、若い世代に人気の画家・北村直登氏の作品をデザインした。
さらに、恋叶ロードの人気フォトスポット「恋叶トンネル」(真玉人道トンネル)でも、新たに10作品の壁画が完成。
同壁画では、デザインを一般公募し、その中から選ばれた10作品を大分県立高田高等学校美術部の生徒が協力、制作した。
恋叶トンネルでは、昨年も5作品の壁画を制作しており、今回完成した作品を合わせ、15作品が展示されている。
その他、恋叶ロードの終着点で、春には2,000万本の菜の花が、夏には140万本のひまわりが咲き誇るなど、四季折々の花々を楽しめる「花とアートの岬・長崎鼻」に、彫刻家の戸田裕介氏、森貴也氏、イラストレーターの藤沢さだみ氏によるアート作品が完成。
長崎鼻にはこれまでも、オノ・ヨーコ氏の「念願の木」や「見えないベンチ」、チェ・ジョンファ氏の「色色色」といったアート作品を設置している。