【ニュース】 函南町、伊豆半島8番目に認定の道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」を5月1日にオープン 静岡県函南町

2017.03.31
函南町は、伊豆半島を縦断する主要道路の先端・伊豆の玄関口(ゲートウェイ)に、道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」(静岡県函南町、加藤雅経駅長)を5月1日午前10時に開駅する。
開駅当日には、静岡県知事や周辺13市町首長らによるテープカットなどのオープニングセレモニーを行う。

同施設は、「重点道の駅」に選定されている「伊豆道の駅ネットワーク」のひとつとして、伊豆半島で8番目の道の駅となるもの。
同町をはじめ伊豆半島の名産品を扱う「物産販売所 いずもん」や、味で伊豆の魅力を引き出す飲食店が3店舗出店する。
加和太建設株式会社(静岡県三島市、河田亮一社長)が代表企業を務めるSPC(特別目的会社)「いずもんかんなみパートナーズ株式会社」
(静岡県函南町、河田亮一代表)が、函南町とPFI事業契約を結び、施工と運営を行う。
施工は2016年7月から開始し、開駅は2017年5月1日、運営は2032年4月まで15年の予定。
道の駅の企画から施工、運営まで、ひとつのグループが一貫して関わるのは、日本で初めての事例だという。
20170331伊豆ゲートウェイ函南

ロの字型をした2階建ての建物の中央には、イベントや出店なども可能な中庭を設置。
また、北側には交流室があり、ワークショップや教室、展示会なども気軽に行うことが可能だという。

観光案内所には、地元に精通したコンシェルジュが常駐し、最新の観光情報や伊豆のコアなご当地情報を案内するほか、ラジオ局だけでなく、自身がインターネット公開生放送を行えるオープンスタジオも併設する。

「伊豆創作寿司 いず鮨(いずずし)」では、駿河湾の魚介類だけでなく、伊豆産の野菜や軍鶏肉なども使い、ここでしか味わえないオリジナル寿司を提供。
幅広い年齢層に喜ばれる、豊富なメニューを展開する。

展望ダイニング「GREEN GRILL KISETSU(季節)」では、富士山を眺めながら、旬の野菜をメインにした洋食を楽しめる。
自社栽培の糖度13%以上の函南町丹那産フルーツトマトを使った料理も提供予定。

カフェ「Spoke Cafe(スポークカフェ)」では、伊豆半島を楽しむサイクリストの憩いの場として、サンドイッチやクレープなどの手軽に食べられるアイテムを用意。
同施設と伊豆に、サイクリストが集う聖地となることを目指す。

「物産販売所 いずもん」は、函南町を中心とした伊豆半島の名産品が並ぶ売店。新鮮な野菜やここにしかない土産物には、それぞれが持つ魅力やストーリーを添えて陳列する。
旅行者だけでなく普段使いの地元の人々にも利用しやすい施設とする。

道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」の所在地は静岡県田方郡函南町塚本
887-1。
敷地面積は1万3,231㎡、延床面積は1,851㎡。
規模は地上2階、構造は木造(一部鉄骨造)。
営業時間は9時~18時(年中無休)、コンビニエンスストアは24時間営業。