【ニュース】 ヤマダタッケン、資産価値の乏しい中古物件を解体せずにリノベーションする「70年代不動産」を展開 石川県金沢市
2017.03.15
株式会社ヤマダタッケン(石川県金沢市、澤野恵代表)は、古き良きアメリカのヴィンテージ感を表現した住宅リノベーション「70年代不動産」を展開する。
3月13日現在、25社28店舗が加盟しており、2022年までに120の加盟店数を目指す。
「70年代不動産」は、1970年代に建築された物件を中心に、資産価値の乏しい中古物件を解体せず、当時の素材を活かした形でリノベーションするというもの。
今まで誰も候補に上げなかった中古住宅に着目し、坪単価30万円をベースに、カリフォルニアのビーチハウスや、カフェ、バールのようなカジュアルな居住空間へとリノベーションするという。
同社では、本部プランニングチームが現地を視察し、加盟店のモデルプランをサポート。
デザインコンクリートや塗り壁研修など、習得したい技術研修会やリノベーション事業に関する講習会も実施する。
アメリカやヨーロッパに出向いて買い付けた本物のヴィンテージ家具や雑貨の供給と、ディスプレイの提案も行うという。
今後は、地方を中心に全国で、「70年代不動産」を普及させることで、過疎化が進む市町村に若い家族の移住や定住を促すとともに、解体による廃材の低減など、社会問題の解決にも貢献していくとしている。