2017.03.14
三井不動産株式会社（東京都中央区、菰田正信社長）・三井不動産リアルティ株式会社（東京都千代田区、山代裕彦社長）・三井不動産リアルティ100％出資子会社のカーシェアリング・ジャパン株式会社（東京都千代田区、黒川伸吾社長）は、テナント企業向けに法人会員制カーシェアリングサービスの提供を開始した。

昨今のシェアリングエコノミーの発展を背景に、オフィスビルのさらなる付加価値向上を図るのが狙い。
テナント企業は、カーシェアリングサービスへの入会により、駐車場契約・車両リース契約・保険契約・車検手続きなどの煩雑な管理手間を削減することができるという。


第1弾では、三井不動産が運営するワールドビジネスガーデン（千葉市美浜区）の敷地内駐車場で、3月13日より同サービスを導入。
同ビルはJR京葉線「海浜幕張」駅より徒歩2分圏内にある大規模オフィスビルで、国際的なビジネス拠点として約180社のテナント企業がオフィスとして利用している。

入居企業は、オフィスから最寄りの駐車場で利用可能となるほか、各企業が登録した社員運転者はプライベートでも同サービスが利用可能となるため、社員の福利厚生にも繋がるという。

現在、三井不動産とカーシェアリング・ジャパンでは、都心部や東京近郊のオフィスビルで同サービスの展開を検討しており、テナント企業に訴求することで、同サービスの入会・利用を促進するとしている。