【ニュース】 大京穴吹不動産と武庫川女子大学、西宮市の一棟リノベーションマンションの一部で学生が考案した「理想の住まい」プランを採用 兵庫県西宮市
2017.03.14
大京グループで不動産流通事業を手掛ける株式会社大京穴吹不動産
(東京都渋谷区、海瀬和彦社長)はこのほど、武庫川女子大学(兵庫県西宮市、糸魚川直祐学長)の生活環境学部生活研究科環境学科三好研究室(生活環境学部長・研究科長:三好庸隆教授)がリノベーションプランニングを手掛けた住戸を竣工した。
両者は2016年7月より、「マンションのリノベーション」について実践的研究を産学連携で開始。
同取り組みの中で、三好研究室は、大京穴吹不動産が一棟トータルリノベーションを行い販売するマンション「グランディーノ西宮悠学の邸」(兵庫県西宮市、地上6階建て、総戸数70戸)の住戸1戸について、今回のリノベーションプランニングを担当した。
同社では、2016年4月に西宮市の元社宅マンションを、一棟リノベーションマンション「グランディーノ西宮悠学の邸」として再生し、販売を開始。
今回の産学連携は、三好教授がこれまで取り組んできた「ニュータウンの再生」「郊外生活環境再生」などのテーマと、同社のマンションリノベーション事業という再生をテーマとした取り組みが結びついたことによるもの。
同プロジェクトでは、三好研究室の学生が卒業研究として、同マンションの住戸1戸を「理想の住まい」にリノベーションするプランを5カ月にわたり検討した。
その結果、2016年12月、「家事がしやすく、親子のコミュニケーションを考えた間取り」をテーマにした「理想の住まい」をプラン化することに決定。
このほど建設準備が整い、同住戸プランに沿って工事を着工、3月末に竣工する運びとなった。
プランニングにあたっては、周辺住民と三好研究室の学生によるグループディスカッションを開催。
ミセスを中心とするグループディスカッションでは、住宅やマンションの専有部について活発なディスカッションを行い、普段家事をしている人ならではの意見を聞き出し、三好研究室が総括したという。