【ニュース】 ヤマガタヤ産業、業界初の木から生まれたエコ塗り壁の新機能について岐阜大学と共同研究、3月29日にシンポジウムを開催 岐阜県岐阜市

2017.02.22
ヤマガタヤ産業株式会社(岐阜県岐南町、吉田芳治社長)は、木から生まれたエコ塗り壁「木の塗り壁Mokkun」の新機能について岐阜大学と共同研究、「木の塗り壁Mokkun シンポジウム」を3月29日に岐阜キャッスルイン(岐阜県岐阜市)で開催する。

同社によると、日本建築仕上材工業会の内装塗り仕上げ材分類で「木」の塗り壁は現在のところなく、業界初だという。
シンポジウムでは、岐阜大学応用生物科学部副学部長の光永徹教授による講演、パネルディスカッション、新商品発表、左官職人による実演を行う。
20170222ヤマガタヤ産業

同社が販売する「木の塗り壁Mokkun」(特許出願中)は、従来捨てられたり燃やされていた地域材の端材から作られ、自然由来成分100%にこだわった業界初のエコ塗り壁。
当初の開発商品である東濃ヒノキ(岐阜県)をはじめ、青森ヒバ(青森
県)、能登ヒバ(石川県)、讃木ヒノキ(香川県)など各地で排出されるプレカット端材を粉砕した木粉が主原料となり、植物性澱粉などの自然素材から出来ている。

また、岐阜大学との共同研究により、木材を粉砕することで木材本来の性能がアップし、調湿性能(吸放湿)・消臭性能・蓄熱性能に優れ、蚊の忌避効果、ホルムアルデヒド放散ゼロという試験結果も出ているという。

さらに、国土交通省の不燃認定取得済みであるため、住宅・店舗・公共施設等への使用でも幅広く利用できるとしている。

「木の塗り壁Mokkun シンポジウム」の開催日時は3月29日の14時~16時30分(13時受付開始)。
開催場所は岐阜キャッスルイン(岐阜県岐阜市)
参加費は無料。