【ニュース】 三菱地所、新規ホテル物件「(仮称)大阪島之内ホテル計画」を着工、ホスピタリティオペレーションズに賃貸、開業は2018年7月の予定 大阪府大阪市
2017.02.21
三菱地所株式会社(東京都千代田区、杉山博孝社長)は2月20日、新規ホテル物件「(仮称)大阪島之内ホテル計画」(大阪市中央区)を着工した。
竣工は2018年6月の予定、開業は2018年7月の予定。
同物件では、2016年8月に着工した「(仮称)大阪南船場ホテル計画」に続き、「スマイルホテル」を主力ブランドとし、全国で52ホテルを運営する株式会社ホスピタリティオペレーションズ(東京都千代田区、田中章生代表)へ賃貸のうえ、ホスピタリティオペレーションズがホテルの運営を行う。
同計画地は、御堂筋に次ぐ南北のメインストリート「堺筋」沿いに位置し、視認性も高く、心斎橋エリアやなんばエリアからも徒歩圏内。
また「長堀橋」駅・「日本橋」駅・「心斎橋」駅の3駅を最寄りとし、大阪市営地下鉄と近畿日本鉄道をあわせた計5路線が利用可能となっている。
2016年の訪日外国人客数は過去最高の2,403万人。
大阪でも関西国際空港でのLCC増便や、京都・奈良・神戸など人気の高い観光地が集積しているエリアであることなどから、外国人観光客が増加している。
中でも、心斎橋エリア・なんばエリアは、それぞれ年間600万人近くが訪問しており(出典:三菱総合研究所)、宿泊施設のニーズも堅調な状況にあるという。
三菱地所は、訪日外国人観光客の増加などに伴う旺盛な宿泊ニーズと多様な宿泊形態に応えるため、国内外のホテルオペレーターと連携。
ホテルマーケットの動向や立地特性等に応じ、ビジネスホテルからハイエンドホテルまで、幅広いカテゴリーのホテル開発に積極的に取り組み、新たな収益源としてホテル事業の拡大を図っていくとしている。
「(仮称)大阪島之内ホテル計画」の所在地は大阪市中央区島之内二丁目4番10・4番19・5番4・5番5・4番1(地番)、交通は大阪市営地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅より徒歩4分、堺筋線・千日前線
「日本橋」駅より徒歩5分、御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅より徒歩10分、近畿日本鉄道難波線(奈良線)「近鉄日本橋」駅より徒歩5分。
敷地面積は724.3㎡、延床面積は約6,300㎡。
構造規模は鉄骨造・地上13階地下1階建。
客室数は216室。
竣工は2018年6月の予定、開業は2018年7月の予定。