【ニュース】 稲取温泉の素盞鳴神社、神社の階段を使用し、日本一・118段の雛段飾りを2月23日~3月5日に展示 静岡県東伊豆町

2017.02.16
東伊豆町・稲取温泉の素盞鳴(すさのお)神社は2月23日~3月5日の期間、神社の階段を使用して日本一長い段数となる118段に雛飾りを飾る「素盞鳴(すさのお)神社雛段飾り」を展示する。
雛のつるし飾り発祥の地・稲取温泉では、1月20日~3月31日の期間、「第20回雛のつるし飾りまつり」を開催しており、同展示もその一環。

雛段飾りとは、「石階段を何段使って雛人形を並べることができるか」を競う観光イベント。
例年、同神社と伊東温泉の仏現寺が段数で日本一を競い合っており、同神社では今年、1段増えた118段で勝負に出る。
また展示期間中は、一部の電車が低速で運転、車窓からも雛壇飾りを見ることが可能で、車内アナウンスでも紹介するという。
20170216東伊豆町観光協会

「素盞鳴(すさのお)神社雛段飾り」の展示日時は2月23日~3月5日の10時~15時(雨天中止)。
展示場所は素盞鳴神社(静岡県賀茂郡東伊豆町稲取15)。
拝観料金は無料。

なお、稲取温泉では江戸時代より、親から子へ、子から孫へ、幾種もの人形たちにひとつひとつ思いを込めて作った雛飾りを、雛祭りの際に雛段の両脇に一対飾るという風習が代々受け継がれてきた。
「雛のつるし飾りまつり」はその風習を復興したもの。

「第20回雛のつるし飾りまつり」の開催日時は1月20日~3月31日の9時~17時(最終受付16時30分)。
開催場所は東伊豆町稲取温泉「雛のつるし飾り展示会場」他。
入館料金はメイン展示会場300円他。