【ニュース】 パーク24、「道路空間を活用したカーシェアリング社会実験」に参加、公共交通利用促進の可能性を検証 東京都千代田区
206.12.13
パーク24株式会社(東京都千代田区、西川光一社長)は12月20日より、国土交通省が実施する「道路空間を活用したカーシェアリング社会実験」に参加する。
運営主体は道路空間を活用したカーシェアリング社会実験協議会(国交省・東京都・千代田区・警視庁・有識者・地元代表者・パーク24)。
同実験は、国土交通省が地下鉄駅に近接した箇所に道路上のカーシェアリングステーションを設置し、公共交通とカーシェアリングの連携強化による、公共交通の利用促進の可能性を検証するために実施するも
の。
業務等の利用者が多い地下鉄大手町駅の出入り口に近接し、乗り換え利便性の高い国道1号の道路上にいわゆる小型モビリティによるカーシェアリング用のステーションを設置、道路上におけるカーシェアリングの有用性の分析・検証を行う。
道路上にカーシェアリングのステーションを設置するのは、国内初の試みとなる。
同社は、2009年にカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」を開始、車両数と展開エリアの拡大に取り組んできた。
合わせて、カーシェアリングの利便性向上の可能性を探るため、様々な社会実験・実証実験にも参画。
2015年4月からは、超小型EVによるワンウェイトリップ方式のシェアリングサービスの実証実験「Times Car PLUS × Ha:mo」を東京都内で実施、東京都心部(千代田区・中央区・江東区など)を中心に車両約
60台・79のステーションで展開している。
今回の同実験で設置された路上ステーションは、「Times Car PLUS × Ha:mo」の1ステーションとして運用。
12月15日には、新たに9カ所のステーションがオープンすることから、社会実験スタート時には89のステーションへの移動が可能となる。
社会実験の実施期間は2016年12月20日12時~2017年12月下旬(予定)。
実施箇所は東京都千代田区丸の内1丁目国道1号の道路上。
運営車両はCOMS、i-ROAD(道路運送車両法で定める第一種原動機付自転車)。
運営方法はワンウェイトリップ方式。