【ニュース】 積水ハウス、名古屋で全国初のZEH分譲マンションを2017年夏に着工、マンションもネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの時代へ 愛知県名古屋市

2016.12.05
積水ハウス株式会社(大阪市北区、阿部俊則社長)は、名古屋市で全国初のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の高級分譲マンションを実現する。
同物件は、住宅街の千種区内で、3階建て・12戸規模の邸宅型マンションを、2017年夏に着工し、2019年春に完成予定としているもの。

都心に近い利便性や居住環境に優れた住宅街で、「グランドメゾン」の基本思想に加え、国内で初めてZEH基準を達成する快適性を備えた環境配慮型の分譲マンションを目指す。
20161205積水ハウス

同物件の「省エネ」では、LED照明等の各種省エネ設備を採用。
窓のアルミ・樹脂複合サッシには、アルゴンガス封入複層ガラス等を使用し、開口部の断熱性能を従来比2倍に高め、住戸単位の断熱性能を
1.3倍~1.6倍まで高める。

「創エネ」では、全住戸で、平均4kW の太陽光発電システムと、燃料電池「エネファーム」を搭載。
これにより、全住戸でネット・ゼロ・エネル ギーを達成するとしている。

さらに停電時には、太陽光発電システムとエネファームの停電時発電機能(発電継続)による電力供給や、共用部に備える防災備蓄倉庫などの防災対策、エレベーターのフロア制御などの防犯対策により、安全・安心にも配慮した住まいとする計画とした。