2016.12.02
西日本旅客鉄道株式会社（大阪市北区、来島達夫社長）は12月1日、イノベーションによる地域の活性化への貢献を目的とする新会社（コーポレート・ベンチャー・キャピタル）として、株式会社JR西日本イノベーションズ（大阪市北区、奥田英雄社長）を設立した。

同社グループは、鉄道をはじめとする輸送サービスを社会基盤として持続的に運営していくという「使命」を果たし、「地域共生企業」として地域の人々との交流と連携を深め、鉄道サービスの品質向上と事業創造を促進していくことにより、地域の活性化に貢献していきたいと考えている。

JR西日本イノベーションズは、新しいアイデア・優れた技術・ノウハウを持つベンチャー企業と連携し、同社グループの経営資源を活用したイノベーションを創造することで、相互の事業推進・企業価値の向上を図るとともに、西日本エリアをはじめとする地域のより一層の活性化を図る。

JR西日本イノベーションズの事業内容は、「技術・ノウハウを持つベンチャー企業などの調査・発掘」「JR西日本グループとの提携・出資、事業推進のコーディネート」。

重点領域は、「新たな事業を生み出す技術・ノウハウ」「JR西日本グループとの事業シナジーを生み出す技術・ノウハウ」「鉄道事業の成長と効率化に貢献する技術・ノウハウ」。
対象は、シードからレイターまでの全てのステージ。

「株式会社JR西日本イノベーションズ」の所在地は大阪市北区（西日本旅客鉄道株式会社本社内）。
代表者は奥田英雄代表取締役社長（西日本旅客鉄道株式会社グループ経営推進室長兼資本戦略室長）。
株主は西日本旅客鉄道株式会社（100%出資）。
設立は2016年12月1日。
出資枠は30億円。