【ニュース】 三井不動産、「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2‐1街区 AC棟」を着工、BCPを強化するエネルギーセンターを備えた、オフィス・商業・ホテルのミクストユースの大規模再開発 東京都江東区
2016.12.02
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)は12月1日、豊洲二丁目駅前地区で推進中の「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2‐1街区 AC棟計画」を着工、起工式を実施した。
同社は、同計画地の地権者・株式会社IHIの協力のもと、代表施行者として同計画を推進していく。
同計画は「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の一環。
昨年6月に竣工した江東区豊洲シビックセンター、今年11月に竣工した東京消防庁深川消防署豊洲出張所に続く建物整備事業となる。
敷地は東京メトロ有楽町線「豊洲」駅・ゆりかもめ「豊洲」駅前の約1万
9,000㎡(2-1街区では計約2万8,000㎡)で、オフィス機能を中心としたミクストユースの大規模再開発を行う。
建物の延床面積は約18万4,000㎡(来年着工予定のB棟と併せて約
25万9,000㎡)、豊洲エリアでは最大規模のプロジェクトになるという。
敷地内には、最先端の機能を備えたオフィスに加え、隣接する「アーバンドック ららぽーと豊洲」の機能を拡大する商業ゾーン、同社グループが直営するホテルゾーンを設定。
同社としては日本橋エリアに次いで2番目の事例となる、「電気」と「熱」の供給を行うエネルギーセンターを設置し、さらなるBCPの強化を図る。
また同計画では、周辺エリアとの一体性やさらなる賑わい創出にも考慮し、計画地内に緑地空間や広場空間を整備するだけでなく、隣接する豊洲公園へのブリッジやららぽーと豊洲へのダイレクトアクセスを可能とするデッキなども整備。
周辺エリアとの回遊性・ネットワークをも意識した計画としている。
「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 AC棟」の計画地は東京都江東区豊洲二丁目15番12、交通は東京メトロ有楽町線「豊洲」駅・ゆりかもめ「豊洲」駅直結。
敷地面積は、AC棟敷地が約1万9,100㎡、2-1街区敷地が約2万
7,800㎡。
延床面積は、AC棟が約18万4,000㎡、B棟は約7万5,000㎡、計約
25万9,000㎡。
階数・最高高さは、AC棟が地上36階地下2階・約180m、B棟は未定。
主要用途は事務所、店舗(物販・飲食)、ホテル、自動車車庫、自転車車庫、エネルギー供給施設。
スケジュール(予定)は、AC棟着工が2016年12月1日、B棟着工予定が2017年12月、AC棟竣工予定が2020年4月、ホテルオープン予定が2020年6月下旬、商業施設オープン予定が2020年度上期、B棟竣工予定が2020年度下期。