【ニュース】 森トラスト、飛騨高山でホテル開発用地と温泉権を取得、エリア初の外資系ラグジュアリーホテル開業へ 岐阜県高山市
2016.12.01
森トラスト株式会社(東京都港区、伊達美和子社長)は11月30日、岐阜県高山市でホテル開発用地と、同地の温泉権を11月22日付で取得したと発表した。
今回同社が取得した同物件は、飛騨高山の中心エリアに位置する用地で、重要伝統的建造物群保存地区に近接している。
併せて取得した温泉権を活用し、エリア初の外資系ラグジュアリーホテルの開業を目指す。
開発用地の所在地は岐阜県高山市上一之町62-3他(地番)。
土地面積は4,676.45㎡。
写真:開発用地に近接する重要伝統的建造物群保存地区
飛騨高山は、江戸時代の城下町の趣を伝える「古い町並」(国の重要伝統的建造物群保存地区)や、山河に囲まれた豊かな自然、四季折々の食材、銘酒、温泉(飛騨高山温泉、奥飛騨温泉郷)、伝統工芸(日本遺産に認定された飛騨匠の木工技術による建築・工芸品)などを有する、日本有数の観光地。
国認定の広域観光周遊ルートの一つ「昇龍道」の中でも、中部地方を縦断するルートの中央に位置しており、白川郷・五箇山の合掌造り集落
(世界遺産)や、上高地(国の文化財)、下呂温泉などを巡る拠点にもなっている。
また世界的な旅行ガイドブックでは、東京・京都と並び、「わざわざ旅行する価値がある場所」として4回連続で最高ランクの3つ星を獲得するなど、世界的な注目を集めており、外国人宿泊者数も2011年から2015年にかけて約4倍に急増。
さらに、京都の祇園祭と並ぶ日本三大美祭の一つと称される「高山祭の屋台行事」は、ユネスコ無形文化遺産への登録が有力視されており、世界的な観光地として今後さらなる発展が見込まれるとしている。