【ニュース】 舞鶴市、舞鶴鎮守府にまつわる施設を特別公開する期間限定イベント「旧軍港市 日本遺産WEEK」を10月22日~30日に初開催 京都府舞鶴市
2016.10.24
舞鶴市(多々見良三市長)は、舞鶴で「日本遺産」の構成文化財に認定された22件のうち、通常は一般公開が制限されている舞鶴鎮守府にまつわる6施設を特別に公開する期間限定イベント「旧軍港市 日本遺産WEEK」を10月22日~30日の期間初開催する(雨天決行)。
全国に舞鶴の魅力を訴求する「来てーな舞鶴2016キャンペーン」の一環。
舞鶴市は、京都府北部の日本海に面し、明治34(1901)年の舞鶴鎮守府の開庁以来、日本海で唯一の軍港都市として発展してきた「海軍ゆかりのまち」。
「来てーな」とは、舞鶴の方言で「おいでよ、来てください」という意味で、同キャンペーンの展開は今年で3年目となる。
今年4月には、舞鶴市と共通の歴史をもつ横須賀市(吉田雄人市長)、呉市(小村和年市長)、佐世保市(朝長則男市長)と共に、日本の近代化を推進し、独自の海軍文化を育んだまちの歴史ストーリー「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴~日本近代化の躍動を体感できるまち~」が、文化庁の「日本遺産」に認定された。
今回、舞鶴で一般公開する施設は、当日現地集合・事前予約不要・入場無料の3施設と、合同会社まいづる広域観光公社が主催する「まいづる四季旅ツアー」参加者限定で公開する3施設の計6施設。
イベント初日の10月22日と翌23日は、舞鶴の「日本遺産」構成文化財に認定された「赤れんがパーク」や「海軍記念館」をはじめ、同イベントで特別に一般公開する「東郷邸」、巨大な護衛艦が停泊する「自衛隊桟橋」などを巡る無料シャトルバスを2日間限定で運行する。
一般公開の当日現地集合・事前予約不要・入場無料の構成文化財3施設は、「旧舞鶴鎮守府軍需部倉庫」「旧北吸(きたすい)浄水場配水池施設」「東郷邸(旧舞鶴鎮守府長官官邸)」。
「まいづる四季旅ツアー」の参加者限定で公開する構成文化財3施設は、「葦谷(あしだに)砲台跡」「ジャパンマリンユナイテッド㈱舞鶴事業所内『舞鶴館』」「神崎(かんざき)煉瓦ホフマン式輪窯」。
さらに、期間中の毎日、JR東舞鶴駅近くの「ショッピングセンターらぽーる」1階セントラルホールで、舞鶴の旧軍港や鎮守府の歴史、「日本遺産」構成文化財などをパネルで紹介する「旧軍港都市近代遺産展」を開催。
なお同イベントは、舞鶴市をはじめ、横須賀市・呉市・佐世保市でも同時に開催、それぞれ特長ある「日本遺産」構成文化財を特別公開する。
「旧軍港市 日本遺産WEEK」の開催期間は10月22日~30日(雨天決行)。
主催は舞鶴市。