2016.09.01
大阪府住宅供給公社（大阪市中央区、佐野裕俊理事長）は、泉北ニュータウンに新しく完成したリノベーション賃貸（鴨谷台団地、堺市南区）の現地内覧会を9月17日に開催する。

同公社が所有する昭和30年～50年代に建設された賃貸ストックは、団地入居者の高齢化によるコミュニティ機能の低下や、現在のニーズに対応できていない間取り・設備といった課題を抱えてきた。
団地再生の取り組みに注力してきた同公社では今年度、賃貸ストックの長期有効活用に向けてモデル団地を選定し、新たなリノベーションの実施に取り組んでいる。
今回の堺市泉北ニュータウン・鴨谷台団地での取り組みはその第一弾となるもので、20代・30代をターゲットにとしたという。


今回完成したリノベーション住戸では、ダークブラウンとホワイトを基調とした内装で、モダンな雰囲気にリニューアルした。
たばこの臭いや生活臭を消臭する壁紙に張り替えたほか、3DKの間取りから使い勝手の良い2LDKに変更。
また、テレビモニター付きインターフォンを設置し、浴槽の壁には清潔感のあるパネルを設置した。

鴨谷台団地の所在地は堺市南区鴨谷台3丁2番。
総戸数は370戸。
構造・階建は鉄筋コンクリート造・5階建。
築年は1977年、入居率は76.5％（平成28年7月31日時点）。

今回のリノベーション住宅の募集戸数は10戸。
申込受付は9月1日9時より先着順、申込方法は本社窓口・インターネットによる受付。
現地内覧会の開催日時は9月17日の10時～16時。
家賃は5万1,600円～5万7,400円、敷金は家賃の3ヶ月分。
間取り・面積は2LDK・52.65㎡。