【ニュース】 ハウステンボスとEnevo Japan、超音波センサーによるスマートで効率的なゴミ収集システムの実証実験を開始 長崎県佐世保市

2016.08.30
ハウステンボス株式会社(長崎県佐世保市、澤田秀雄社長)とEnevo
Japan株式会社(東京都港区、大畑政夫社長)はこのほど、超音波セ
ンサーによるスマートで効率的なゴミ収集システムの実証実験を開始した。

Enevoのシステムは、ゴミ箱に取り付けられた超音波センサーから、携帯電話のデータネットワークを通じてサーバーに送信される各ゴミ箱やリサイクルボックス内の堆積率データを基に最適なスケジュールを算出、効率的な収集ルートをWEB上で提示するというもの。
施設管理者は、PCだけでなくスマホやタブレットでも24時間・365日いつでも見ることが可能で、ゴミの堆積量が設定された閾値(しきいち、いきち)を超えると、清掃員にメールでアラートが送信される。
20160830ハウステンボス

Enevoは、世界25カ国で実用化されているロジスティックloTソリューションサービスを提供する、フィンランド生まれの環境IT企業。
超音波センサーでリサイクルや廃棄物容器内の堆積率を測定し、最も効率的な収集ルートとスケジュールをWEB上で表示するシステムを提供している。
2015年1月に日本法人を設立し、日本語でのサービスを各地で開始した。

ハウステンボスは、152haの面積を持つ日本最大級のテーマパーク。
国内外から年間300万人が来園する。
また、観光ビジネス都市としての発展を視野に、広大な敷地を生かした次世代技術の実証実験の場としての活用も始まっているという。