【ニュース】 神奈川県住宅供給公社、商店街の空き店舗を活用する相武台団地活性化の取組みで第2期プロジェクト参画者を募集 神奈川県相模原市

2016.08.25
神奈川県住宅供給公社(神奈川県横浜市、猪股篤雄理事長)は8月24日、「相武台団地商店街 グリーンラウンジ・プロジェクト」で第2期プロジェクト参画者の申込みを開始した。

同プロジェクトは、少子高齢化が進行し、シャッター街化が進む商店街を抱える相武台団地(相模原市南区)の活性化策として、同公社が
2015年9月より取り組んでいるもの。
第1期プロジェクトでは、2015年9月1日よりカフェオーナーを公募、同年9月30日に参画者を決定。
10件の応募者から提案があり、同年12月にはカルチャーカフェ「ひばりカフェ」がオープンした。

第2期となる今回は、子育て世代の流入を促進するため、商店街の空き店舗を活用し、子どもやその親世帯が集う場の提供を目指す。
子どもや子育て世代向けのサービス提供に加え、商店街前広場などの団地内資産を活用したイベントなどの取組みを、商店街や地域と連携し推進できる人を募集するという。

同プロジェクトでは、「ひばりカフェ」オープン後、店舗内で行っている絵画やヨガなどのカルチャースクール、定期的なライブイベントの開催により、団地の内外から来訪者が増加。
60~70歳代の人を中心とした新たな客層・コミュニティが誕生し始めているという。
また、団地の共用部ともいえる商店街前広場を舞台として、地域で活躍するアーティストや商店街が一体となったイベントも開催され、徐々にその取組みが広がりつつあるとしている。

「相武台団地商店街 グリーンラウンジ・プロジェクト」第2期スケジュールは、8月24日より申込み開始、9月7日に申込み〆切、9月9日・10日に現場説明会、9月13日に質問書の受付〆切、9月15日に質問書へ回答、9月20日に提出書類を〆切、9月30日に審査結果公表(同公社ホームページなど)。
10月に賃貸借契約の締結と物件の引渡し、2017年1月に対象店舗のオープンを予定している。
公募条件の詳細は、「神奈川県住宅供給公社」のサイト参照。

相武台団地の所在地は相模原市南区相武台団地2丁目3番地5ほか、交通は小田急小田原線「相武台前」駅より徒歩19分、またはバス約7分下車後徒歩1分ほか。
住宅は賃貸住宅448戸、分譲住宅2,083戸、合計2,531戸。
商店街は銀行・郵便局・ドラッグストアなどのほか、個人店舗12区画。
開発面積は約31.4ha。
人口は4,377人(2016年7月1日現在)。