【ニュース】 三井不動産、「日本橋再生計画」で「福徳の森」を9月28日に森開き、新たな地域コミュニティを創出 東京都中央区

2016.08.09
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)は、「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画」で事業を推進してきた「福徳の森」(東京都中央区)を、9月28日に森開きする。

日本橋は、江戸時代から五街道の起点として多くの「人」が行き交い、歴史と伝統を受け継いだ老舗の商店や企業、住民など地域コミュニティの「人」が中心となって江戸文化の発信を担ってきた場所。

「福徳の森」は、こうした日本橋のアイデンティティーをベースに、2014年に再興した「福徳神社」と連続した1,000㎡超の広場。
人々に憩いの場を提供するとともに、人々が集い、交流し、地域コミュニティを新たに創出し、発信していく拠点となることを目指す。
周辺の住民や団体、企業などにひらかれたイベントスペースとしても機能するという。
20160809三井不動産

9月28日以降は、森開きを記念し、日本橋の「人」に着目し、「人」を通して日本橋の魅力に触れてもらうイベント「日本橋 熈代祭(きだいまつり)」を10月9日まで開催する。

また、江戸時代から多くの薬種問屋が軒を連ね、現在も多くの製薬企業が拠点を構える「くすりのまち」日本橋の歴史を象徴する「薬祖神社」も、昭和薬貿ビル屋上から「福徳の森」敷地内に移転する予定。

現在、日本橋では、商業施設「コレド日本橋」「コレド室町」のオープンや、同社も参画する「ライフサイエンス・イノベーション」の取り組みなどにより、これまで以上に多様な人々が集い、新たな賑わいが生まれているという。

その中心で、ハードとソフトの融合によって新たな地域コミュニティを創出する「福徳の森」は、「日本橋再生計画」の象徴となる取り組みだとしている。

「福徳の森」の所在地は東京都中央区日本橋室町2丁目5番-10。
敷地面積は1,234.54㎡。