【ニュース】 ハウステンボス、「変なホテル」2号棟を舞浜で平成29年3月下旬に開業予定、世界最高水準の生産性を目指す 千葉県浦安市
2016.08.05
ハウステンボス(長崎県佐世保市、ハウステンボス株式会社、澤田秀雄社長)は8月4日、昨年7月場内にオープンした「変なホテル」の2号棟を、千葉県浦安市富士見で平成29年3月下旬に開業すると発表した。
「変なホテル」は世界一生産性の高いホテルの実現を目指し、昨年7月に第1期72室、今年3月に第2期72室、計144室がハウステンボスでオープン。
今日まで国内外から多くの利用客を迎えている。
開業予定の2号棟は、JR「舞浜」駅より徒歩圏内に立地。
ハウステンボス以外の場所で「変なホテル」として開業する初めてのホテルとなる。
ハウステンボスの「変なホテル」で、この1年間実際に利用してもらいながら培ってきた運営ノウハウを、最大限に活かしながら更なる生産性の向上と利用客の満足度の獲得を目指す。
ハウステンボス以外の場所で獲得する新たな運営ノウハウは、3号棟以降の国内外での展開に活かしていくとしている。
オープン時点ではハウステンボスの1号棟同様、フロントでのロボット導入を計画しているという。
「変なホテル1号棟」では、「ロボットの活用による人件費の抑制」「再生可能エネルギーや最新の空調設備等の活用による光熱費の削減」「最新の工法による建築コストの抑制」などの生産性向上に向けた取り組みを行ってきた。
第1期オープンから1年が経ち、フロントやクローク、コンシェルジュなどの役割をロボットがメインスタッフとして活躍することで、当初約30人の運営スタッフが第2期のオープンによって客室数が2倍に拡大した状況でも今年3月時点で12人にまで削減。
現在はわずか10人の配属スタッフで運営が実現するなど、大きな効果を生んでいるとしている。
また、導入しているロボットについても、利用客の状況を見ながら段階的に進化を遂げているとともに、新しいロボットやエネルギーシステムも順次導入を図っており、「変なホテル」の名称に込めた「変化し進化し続けるホテル」という想いを着実に実現しているという。
「変なホテル」の2号棟の所在地は千葉県浦安市富士見5-3以下未定、交通はJR「舞浜」駅北口より徒歩圏内。
敷地面積は約2,000.72㎡、延床面積は約3,249.52㎡(併設レストラン含む)。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上6階建て(うち客室部分は2~6
階)。
客室数は全100室。
客室タイプは、ツイン50室(約18㎡)、トリプル40室(約23・24㎡)、デラックストリプル8室(約26㎡)、コンフォートツイン2室(約26㎡)。
施設はレストラン(併設)、カフェコーナー、WiFi カウンター(予定)。
開業予定は2017年3月末。