【ニュース】 農業ベンチャーのアグリメディア、民間活力による農村農地活用の新しいモデル「里山シェア 大井松田」を9月にオープン 神奈川県大井町
2016.07.19
農業ベンチャーの株式会社アグリメディア(東京都新宿区、諸藤貴志代表)は、「農」と結びついたくらしを提案する、新しいカタチの地域活性プロジェクト「里山シェア 大井松田」(神奈川県大井町)を2016年9月1日にオープンする。
現地見学会を7月16日より開始した。
同社では、2016年1月に神奈川県 県西地域活性化の一環として、「未病を治すサポート付き市民農園開設委託業務」を神奈川県より受託。
同プロジェクトは、地域農業者と都市住民の交流の増加、耕作放棄地の減少、地域支援を目指すもので、同社は2016年7月、畑部分について利用権設定方式で農業参入の認可を得ている。
同プロジェクトの「里山シェア」は、畑・田んぼ・果樹のオーナーとなることで、「農」を楽しむことができ、里山での暮らしそのものを体験しながら地域支援につながる年契約の会員サービス。
地域農家や事業者と密に連携することで、収益を地元へ還元できる新しい地域活性モデルだとしている。
会員は、畑に加えて田んぼや果樹のオーナーになり、移住しなくても里山暮らしの深い体験ができるほか、併設の天然温泉を備えた宿泊施設を優待料金で利用可能。
体験場所は、大山・丹沢の絶景を望み、都会の喧騒を忘れてリラックスできる立地となっている。
季節の果樹・野菜を収穫し、その場で調理できる農産加工所を併設したほか、農作業の合間に休息と地域の観光情報を得られるクラブハウスも併設した。
野菜作りはスタッフが代行し、要望に応じて野菜が配送されるオーナー区画も用意したという。
各種農産物のオーナー制度の対象は、畑(6㎡)・田んぼ(12Kg程度)・みかん(1本)。
提供サービスは、各種農作業体験(田植え、稲刈り、季節の果樹・野菜の収穫)・農産物加工体験(味噌づくり、そば作り、食用油づくり等)、隣施の宿泊施設「いこいの村あしがら」の宿泊割引・農園隣接地の温泉無料、地元農家との交流イベント、野菜・特産品の年4回配送。
年会費は、プレミアム会員が24万円、通常会員が18万円(宿泊割引に差があり)。
「里山シェア 大井松田」の体験場所は神奈川県足柄上郡大井町柳265付近、交通は東名高速道路大井松田ICより車で12分。
施設は体験農園・観光農園・クラブハウス、宿泊・温泉施設(提携)。