2016.07.19
弘前市教育委員会（青森県弘前市）は、「大石武学流庭園サミット＆ 大石武学流庭園めぐりバスツアー」を8月11日に開催する。
津軽地方独自の特徴的な庭園文化である大石武学流庭園について、その価値を国内外に発信し、庭園文化による地域活性化の手法を探ることが目的。
バスツアーの応募受付期間は7月15日～29日。

津軽地方には、約400もの大石武学流庭園が存在すると言われており、その高い文化財的価値から、弘前市の瑞楽園・黒石市の金平成園・平川市の盛美園が国の名勝に指定されている。
今回のサミットとバスツアーを通じて、津軽地方に育まれた大石武学流庭園の魅力を存分に味わえるという。


当日は、サミット前に、弘前・黒石・平川の3市に所在する国指定名勝庭園を巡るバスツアーを開催。
サミットでは、国内外で活躍するトップレベルの庭園の専門家による講演とともに、代表的な大石武学流庭園が所在する弘前市・黒石市・平川市の3市の首長を交えたパネルディスカッションを実施、最後に3市の首長による共同宣言を行い、今後の地域における庭園の在り方・活用方法について明確にしていくという。

サミットの出演者は、東京都市大学教授の涌井史郎氏、ポーランド日本庭園ガーデンキュレーターの内山貞文氏、北山造園代表の北山安夫氏、弘前文化財保存技術協会理事長の今井二三夫氏、高樋憲黒石市長、長尾忠行平川市長、葛西憲之弘前市長。

バスツアーの集合場所はホテルナクアシティ弘前（サミット会場）前。
定員は50人（要事前申し込み、応募多数の場合は抽選で決定）。
参加料は1,000円（入園料、傷害保険料、飲み物代）。
実施日時は、バスツアーが8月11日の午前9時～正午、サミットが8月11日の13～16時。
実施場所は、バスツアーが瑞楽園・金平成園・盛美園、サミットがホテルナクアシティ弘前（弘前市大字大町1丁目1-2）。

問い合わせ・申込みは、弘前市教育委員会文化財課まで。