【ニュース】 パナソニックエコソリューションズ社、酒田市の山居倉庫にLED照明器具132台を納入、約60%の省エネを実現 山形県酒田市
2016.07.06
パナソニック株式会社エコソリューションズ社(大阪府門真市、吉岡民夫社長)は、山居倉庫(山形県酒田市)にLEDラインライト96台・LEDブラケット11台・LEDスポットライト25台の合計132台を納入、2016年8月よりライトアップを開始する。
酒田市は、観光客・宿泊客の増加と、それに伴う中心市街地の活性化を目的に、夜間景観を新たな観光資源とする「酒田テラス推進事業」を行っており、今回のライトアップもその一環。
山居倉庫は明治26年に建造された12棟で構成する米の保管庫(農業倉庫)で、現在は9棟の倉庫のほかに、酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」や庄内米歴史資料館として使用されている。
これまで夜間は、2棟のHID光源によるライトアップにとどまり、その他の10棟はライトアップされていなかったが、今回、12棟全てにLED照明器具を納入。
ラインライトとスポットライトを、それぞれ切妻と屋根の端部に器具が目立たないよう設置する。
これらのLED照明器具は、調光制御により、眩しさを抑えるだけでなく、光漏れを防ぎ、光害対策にも配慮したもの。
また、消費電力量は、従来光源の1棟あたり574Wに対し、LED照明にすることにより220Wと約60%の省エネを実現、調光制御・点灯制御により、さらなる省エネも可能だという。