【ニュース】 福山市、年収1,200万円で「福山ビジネスサポートセンターFuku-Biz」のセンター長を5月末まで公募、中四国初・売上アップに特化したセンターを12月に開設予定 広島県福山市
2016.05.23
福山市は「福山ビジネスサポートセンターFuku-Biz」を2016年12月に開設するにあたり、センター長を年収1,200万円で2016年5月末まで公募する。
同センターは、国の中小企業支援策のモデルとなり、現在地方創生の有効な手段として最も注目を集める富士市産業支援センター「f-Biz」をモデルとした中小企業の売上アップに特化した産業支援センター。
現在、同様の支援施設は、愛知県岡崎市・熊本県天草市などで立ち上がっており、中国四国地域では初となる。
センター長には、高いビジネスセンスとコミュニケーション能力を兼ね備え、相談者とともに挑戦する情熱のある人を求めているという。
同市は、広島県の東部に位置し、人口47万人の県内で2番目に大きい都市で、備後圏域を牽引する中枢都市。
2016年の7月に誕生から100年になる。
同市の事業者数は、1996年の2万6,049社をピークに減少し、2012年には2万1,666社。
業種割合は、全国と比較すると製造業事業所数の割合が3.8%高く、製造業の比率が高い産業構造となっている。
同センターは、国の中小企業支援策のモデルとなり、現在地方創生の有効な手段として最も注目を集める「f-Biz」をモデルとしたもの。
同市では、同センターにより、厳しい状況に置かれている中小企業の「強み」を引き出すことで、新商品開発や新分野進出で売上アップにつなげ、さらには若者や女性の起業を育成・支援も目指す。
今回は、同センターを取り仕切るセンター長を年収1,200万円で公募することで、中小企業の本質的な支援ができる人材を招き入れ、質の高い中小企業支援をすることを狙う。
4月上旬から同市ホームページで情報公開するとともに、大手転職サイトなどを活用し、広く優秀な人材へ呼びかけているという。
センター長公募の募集期間は2016年4月4日~5月31日。
業務内容は、起業者や中小企業者からの相談を受け、具体的な課題解決策を提案すること。
応募資格は、高いコンサルティング力と幅広い知識があり、的確な提案・支援ができる人。
雇用期間は2016年9月1日~2017年3月31日(初年度以降、1年毎の契約)。
月額報酬は100万円(各種手当、昇給、賞与なし)。
応募申込は専用の応募申請書をメールまたは簡易書留による郵送で、委託先の一般財団法人備後地域地場産業振興センターに提出。