【ニュース】 近畿大学建築学部、八尾市との連携協定事業で市営住宅リノベーション事業、プレオープンイベントを5月15日に開催 大阪府八尾市
2016.05.13
近畿大学建築学部(大阪府東大阪市)は、八尾市との連携協定に基づき、市営西郡住宅旧7号館の一部を地域との交流拠点「サテライト研究室」として再生するリノベーション事業を開始した。
プレオープンイベントを市営西郡住宅旧7号館の南側駐車場で5月15日に開催する。
今回は、使わなくなった市営住宅の一部を地域と大学の交流拠点として再生するプロジェクトに学生が挑戦。
学生と地域住民が、共に地域の活性化を考える場所として「サテライト研究室」を活用する。
また学生は、利用方法も考慮してリノベーションを行うことで、実践的な建築を学ぶ場とした。
同大学建築学部と同市は、同市のまちづくりや建築学の研究を推進するため、2014年4月に連携協定を締結。
今回の事業は同連携の一環で、建築学部の学生が使わなくなった市営西郡住宅旧7号館の住戸を、学生と地域住民が共に地域活性化を考える研究室「サテライト研究室」とする事業案を同市に提案、採用されたもの。
リノベーションにあたっては、学生は同市や地域住民からの聞き取り調査結果をもとに設計し、一部工事も学生が地域住民と共に行ったという。
プレオープンイベントには八尾市長も参加、ふれあい朝市と同時開催する。
当日は、学生が完成後の利用方法について、地域住民から様々な想いを聞き、研究室内で意見交換を行うという。
プレオープンイベントの開催日時は5月15日の10時~(9時45分までに集合)。
開催場所は大阪府八尾市桂町3丁目 市営西郡住宅旧7号館南側駐車場。
一般の人も入場可能(入場無料、申込不要)。
出席者は、田中誠太八尾市長、近畿大学建築学部学部長補佐・奥富利幸教授、寺川政司准教授。