【ニュース】 WILLER TRAINSなど4社、バスと鉄道で京都丹後鉄道沿線エリアをめぐる周遊乗車券3種類を発売 京都府宮津市
2016.04.21
京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINS株式会社(京都府宮津市、村瀬茂高代表)・京都交通株式会社(大阪市淀川区、澤志郎代表)・全但バス株式会社(兵庫県養父市、桐山徹郎代表)・丹後海陸交通株式会社(京都府与謝野町、小倉信彦代表)の4社は4月20日、丹鉄沿線
エリアの観光地を結ぶ周遊観光を目的とした企画乗車券3種類を発売した。
丹鉄沿線エリアには、日本有数の温泉地・城崎温泉や、日本三景・天橋立、ユネスコ記憶遺産に登録された舞鶴引揚記念館など、豊富な観光資源がまとまってあるにもかかわらず、多くの来訪者は城崎温泉もしくは天橋立など、1地点だけの観光にとどまっているのが現状。
地元からは「各観光地間の行き方を案内するのが難しい」という声があるなど、各観光地間で移動が滞っている原因の一つにアクセスの分かりづらさがあったという。
こうした状況を鑑み、4社は今回、2015年9月から2016年3月まで発売していた北近畿の5市2町の鉄道・路線バスが3日間乗り放題になる乗車券「幸福パス」を再発売。
あわせて、城崎・天橋立間、舞鶴・天橋立間の2地点を移動できる鉄道乗車券と、各地点でのバスの乗り放題がセットになった「城崎・天橋立観光きっぷ」「舞鶴・天橋立観光きっぷ」を新たに発売した。
これにより、2地点間の観光地の移動とその地域内での移動が分かりやすくなることで、丹鉄沿線エリアの周遊観光促進を見込む。
また、同企画乗車券の発売に伴い、ウィラートラベルサイトでは、京阪神から丹鉄沿線エリアまでの往復高速バスと、城崎・天橋立の宿泊施設、今回発売を開始する企画乗車券をセットにして購入できる旅行商品の販売を開始した。