【ニュース】 大阪府住宅供給公社、茶山台団地で「まわしよみ新聞」のワークショップを4月29日に開催 大阪府堺市
2016.04.21
大阪府住宅供給公社(大阪市中央区、佐野裕俊理事長)は、泉北ニュータウン(堺市南区)の茶山台団地で、新聞記事を切り抜いて作る「まわしよみ新聞」のワークショップを4月29日に開催する。
「まわしよみ新聞」とは、まちづくりプロデューサーの陸奥賢(むつさとし)氏が考案した、誰でも開催できるオープンソースのワークショップ。
5名程度のグループに分かれ、新聞や雑誌から気になった記事や写真・広告などをそれぞれ3~4本切り抜き、順番に発表、最後には切り抜き記事を再構築し、「壁新聞」を作る。
コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を高める効果があるとして、小学校の国語の教科書や大学の授業などでも取り上げられているという。
※写真は同団地の集会所内「茶山台としょかん」の様子。
今回の同イベントは、同公社が団地再生モデル事業の目玉として行っている「団地滞在生活型コミュニティ支援プロジェクト」の一環。
「まわしよみ新聞」を団地で行うのは全国初の取り組みだという。
この取り組みを通じ、団地の魅力を引き出し、入居者を増加させるなど団地コミュニティの活性化を図っていくとしている。
反響があれば、今後も定期的に続けていく予定。
ワークショップの開催日時は4月29日の10時~12時。
会場は茶山台団地19棟集会所(堺市南区茶山台2丁1番19)、交通は泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅より徒歩約15分。
参加費は無料、定員は10人程度。
予約不要、飛び込み参加可。
茶山台団地の所在地は堺市南区茶山台2丁1番・2番。
構造は鉄筋5階建、築年は1971年、総戸数は987戸。
2015年12月より、団地内集会所を利用する形で持ち寄り型の「茶山台としょかん」を開設、多くの人が気軽に立ち寄れる「つながりの場所づくり」に取り組んでいる。