【ニュース】 近鉄不動産、天王寺公園エントランスエリア「てんしば」で外国人向けゲストハウスと国際観光案内所等を開設、ゲストハウス事業に参入 大阪府大阪市

2016.04.18
近鉄不動産株式会社(大阪市天王寺区、赤坂秀則社長)は、大阪市との協定により管理運営を行っている天王寺公園「てんしば」エリア内(大阪市天王寺区)で、宿泊施設(ゲストハウス)、国際観光案内所、バスの待合室機能を有した複合棟を新たに建設する。
ゲストハウス事業への参入は同社初となり、開業時期は今年秋を予定。

同社では、昨年10月1日にリニューアルオープンした「てんしば」で、天王寺・ 阿倍野エリアの賑わい創出拠点として、芝生広場を中心に商業・飲食施設を運営、多様なイベントを提供してきた。
今回さらに、近年増加傾向にある訪日外国人客の来場を促すため、幅広い利用が期待できる同施設を園内に設けることとし、国際観光拠点としての機能を強化する。
20160418近鉄不動産

同施設は、目前に大型バス乗降場があり、JR線、地下鉄御堂筋・谷町線、近鉄線、阪堺線の天王寺・あべのターミナルすぐの立地。
緑あふれる公園内のロケーションで、天王寺動物園や日本一の高さ
300mのあべのハルカスも至近だという。

同施設では、スタッフは多言語に対応する。
観光の拠点として、宿泊者同士の情報交換やコミュニティの場を重視、キッチンを併設した交流スペースを設置予定。
宿泊室は4人~8人収容のドミトリー形式(バルコニー付)とし、人数によっては個室利用も可能とする。

同施設の所在地は天王寺公園エントランスエリア「てんしば」内(大阪市天王寺区茶臼山町)。
規模は鉄骨造り3階建。
棟内の施設は、ゲストハウス(約70ベッド)、国際観光案内所(インフォメーションボードを設置・フリーWiFi環境整備)、バス待合室(収容人数は約40人)。
開業日は2016年秋の予定。