【ニュース】 香川県漁業協同組合連合、新たな讃岐の味覚「讃岐さーもん」の販売を4月8日より開始、今年は約5万尾を出荷 香川県高松市
2016.04.05
香川県漁業協同組合連合会(香川県高松市)販売事業部は、新たな讃岐の味覚として認知されつつある「讃岐さーもん」の販売を4月8日より開始する。
販売期間は県内・県外とも5月末まで(冷凍魚・加工魚は以降も販売)。
「讃岐さーもん」とは、香川県内でシナモン・ジンジャー等4種のハーブを入れた特製の餌で養殖されたトラウトサーモン(海面養殖したニジマス)のこと。
鮮やかなオレンジ色の身肉、適度な脂、臭みの無い後味、歯ごたえのある食感が特長となっている。
また、活け締めによる丁寧な取扱いと、水揚げから消費者に届くまでの日数が1~2日(外国産は通常数日)と短いことも強みだという。
「讃岐さーもん」の飼育期間は12月~翌5月(海水温が上昇し20℃になると成長が停滞)。
今年は県内3カ所(東かがわ市引田1業者・さぬき市鴨庄2業者・直島町2業者)で生産し、約5万尾を出荷する予定(昨年実績3万5,000尾、平成26年1万4,000尾、平成25年8,000尾、平成24年は8,000尾)。
種苗の入手先は岩手県・群馬県で、12月の入手時の大きさは平均580g(大サイズ700g)、出荷時の大きさは1.5~2kg程度となる。
販売場所は県内がスーパー・デパートの食品売場・鮮魚商、愛媛県など近県がフレッシュバリュー等のスーパー食品売場、首都圏が伊勢丹・小田急・まるひろ・松屋などのデパートとマルエツ・クィーンズ伊勢丹・三徳などスーパー食品売場、京阪神が阪神・近鉄などデパートの食品売場。
なお、販売初日となる4月8日には、マルナカ栗林南店(香川県高松市)などで試食宣伝を実施する。