【ニュース】 ノルン水上スキー場、ゲレンデに開閉式ドームを設置、自然雪で6月より通年営業を開始!?、エイプリルフールに発表 群馬県みなかみ町
2016.04.04
群馬スノーアライアンス株式会社(群馬県みなかみ町、辻隆代表)はエイプリルフールの4月1日、同社が運営する都心から100分のノルン水上スキー場(群馬県みなかみ町)ゲレンデに開閉式のドームを設置、ためておいた雪を使って通年営業を開始すると発表した。
4月23日~5月23日の間に行われる水仙祭り直後の6月からゲレンデをドームで覆い、通年営業を開始、来年からは花見スキーや、スキー&キャンプ&バーベキューが楽しめるようになるという。
同スキー場は、スキー人口が上向いていることから、1年中滑走可能なゲレンデを利用客に提供するため、地方創生の柱として位置付けられているCLT材を使用した工法の建築期間の短さを活かし、ゲレンデの一部に木造で開閉型ドームを建設する。
構造資材となる杉材は、群馬県内からの山々から無償提供を受けることで、建築費を割安に抑えられると判断した。
総建築費用は258億円と、偶然にもこれまでの累計入場者数と同じ数字のかなり低コストに抑えられる予定。
また、2年前にスキー場としては初めてLED化したナイター照明を活用することにより、屋根を覆うことによる暗さをカバーできるとしている。
冬季期間以外の雪は、冬の間に谷川岳に降った雪を、今回新たに同スキー場近くで発見された洞窟内に貯蔵。
保温性のある木材の特質を利用し、夏場でも融けにくい仕組みを新たに考案した(実用新案申請予定)。
さらに、冬季間はドームを天候によって開閉し、雪を確保するという。
なお、建築設計については、建築事務所の保護の為非公開としている。