【ニュース】 大阪府など4者、北大阪急行線の延伸事業で基本協定を締結、開業目標は2020年度 大阪府箕面市

2016.03.31
大阪府・箕面市・北大阪急行電鉄株式会社・阪急電鉄株式会社の4者は3月30日、計画中の北大阪急行線の延伸事業(千里中央駅~仮称・新箕面駅)で、開業目標・整備費とその負担等について基本協定を締結した。

同事業は、平成27年12月10日に大阪府と箕面市が都市計画決定したもの。
同年12月25日には、北大阪急行電鉄が鉄道事業法に基づく「第一種鉄道事業の許可」と軌道法に基づく「軌道事業の特許」を国から取得するなど手続きを進めてきた。

4者は今後、4月から都市計画事業認可や鉄道事業法と軌道法に係る工事施行認可など工事着手に向けた手続きを開始。
8月頃から、(仮称)新箕面駅の予定地となるかやの中央駐車場を解体するほか、千里中央駅から(仮称)新箕面駅にかけての新御堂筋沿いで鉄道の整備に支障となる水道管・ガス管の移設などの準備工事を開始する。
秋頃から、鉄道の整備工事に本格的に着手する予定。

延伸区間は「千里中央」駅~「新箕面(仮称)」駅。
路線延長は約2.5km。
設置予定駅は、「(仮称)箕面船場駅」(大阪府箕面市船場東3丁目付
近)、「(仮称)新箕面駅」(大阪府箕面市西宿1丁目付近)。
開業目標は2020(平成32)年度。
整備主体は箕面市・北大阪急行電鉄、営業主体は北大阪急行電鉄。
整備費の概算金は650億円(建設費600億円、車両費50億円)。