【ニュース】 パナホーム、オリジナル換気システムがPM2.5の室内濃度を屋外比で5%~16%に低減、慶應義塾大学医学部と共同研究 大阪府豊中市
2016.03.24
パナホーム株式会社(大阪府豊中市、藤井康照社長)はこのほど、同社の戸建住宅に採用するオリジナルの換気システム「エコナビ搭載換気システムHEPA+(プラス)」が、PM2.5の室内濃度を屋外に比べ5%~
16%に低減できることを実証したと発表した。
今回の実証結果は、慶應義塾大学医学部・化学教室の井上浩義教授と実施した共同研究によるもの。
「エコナビ搭載換気システムHEPA+(プラス)」は、医療現場などで利用されるHEPAフィルターを使用した住宅の換気システム。
こうした換気システムでのPM2.5除去に関する性能実証の産学共同研究は、日本初の取り組みとなる。
同社は、戸建住宅の全商品に「エコナビ搭載換気システムHEPA+(プラス)」を標準仕様で設定。
同システムでは、空気中の微小粒子PM2.5の中でもより身体に危険とされるPMO0.5にも対応し、0.3μm(マイクロメートル)の微小粒子を
99.97%除去する「HEPAフィルター」を工業化住宅業界で初めて標準搭載した。
今回の共同研究では、実住宅6棟の実生活環境で約30日間の濃度測定により、効果を検証。
結果、PM2.5の室内濃度が非常に低く抑えられることが分かったとい
う。