【ニュース】 道の駅阿蘇、NFCタグを活用した多言語による情報発信を開始、九州の道の駅では初 熊本県阿蘇市

2016.03.23
特定非営利活動法人ASO田園空間博物館(熊本県阿蘇市、山本章夫代表)は、同法人が運営する「道の駅阿蘇」(熊本県阿蘇市)で、NFCタグを活用した多言語による情報発信を3月17日より開始した。

今回の取り組みは、急速に増加するインバウンドに対応したもの。
九州の道の駅では初の取り組みだという。
20160323道の駅阿蘇

NFCとは、Near Field Communication=近距離無線データ通信の総称で、ISO(国際標準化機構)で規定された国際標準の無線通信規格。
非接触ICカード機能やリーダ・ライタ機能、機器間通信機能などが利用でき、また数cmの短い通信距離でNFCスマートフォンをかざすことで、様々なサービスが実現できることから、注目が集まっているという。

今回の取り組みでは、道の駅阿蘇館内「阿蘇プレミアムコーナー」(国内外のコンテスト等で受賞した阿蘇の特産品販売コーナー)の商品POPにNFCタグを付け、スマートホン(android)をかざすと自動的にwebページが開き、商品情報を紹介するようにした。
Webページはスマートフォン設定言語によって日本語・英語・中国語に自動的に振り分けられるため、外国人旅行者にもより分かりやすく商品をPRできるとしている。