【PR記事】 ハウステンボス、「変なホテル」第2期棟を開業、太陽光発電と自立型水素エネルギーシステムで客室棟一部の電力を完全自給自足 長崎県佐世保市
2016.03.16
ハウステンボス株式会社(長崎県佐世保市、澤田秀雄社長)は、ハウステンボス敷地内で「変なホテル」第2期棟(ウエストアーム:72室)を完成、3月15日に開業した。
これにより、昨年7月に開業し現在営業中の第1期棟(イーストアーム:
72室)と合わせ当初計画の全144室が完成。
「変なホテル」をグランドオープンした。
利用客の滞在時の快適性と、世界一の生産性を目指す同プロジェクトでは、「建設コストの削減を企図した世界展開可能な工法の導入」「自動化とロボットの導入による人件費の抑制」「省エネルギー化への取り組みと光熱費の自給率向上を企図した太陽光発電の導入」に取り組んでいる。
今回開業する第2期棟(ウエストアーム)は、日本初のCLT工法を用いたホテル。
CLTとは、「Cross Laminated Timber」の略称で、ひき板を並べた層を、板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着した大判のパネ
ル。
持続可能な自然素材である木材資源を活用し、高い環境性能を実現していることに加え、今回は100%九州産、内20%は地元長崎県産の杉材を使用した。
同工法の採用が将来の普及につながり地元の林業振興にも寄与することも企図している。
また同じく、国内のホテルとしては初めて、再生可能エネルギーと水素を用いた自立型水素エネルギー供給システムを採用。
太陽光で発電したエネルギーで水素を製造し貯蔵、貯めた水素を燃料電池として活用することで72室中、12室で電力の完全自給自足を実現した。
さらに、館内で活躍するメインスタッフであるロボットも大きな進化を遂げたという。
変なホテル 第2期棟(ウエストアーム)の敷地面積は6,269㎡、延床面積は1,989.71㎡。
階数は地上2階建。
客室数は72室(スタンダードタイプ 20㎡・54室、デラックスタイプ 32㎡・18室)。
構造は木造(CLT工法)一部S造。
工事期間は平成27年8月上旬~平成28年2月末。
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変なホテル