【ニュース】 住友ゴム工業、美作市で「上山集楽みんなのモビリティプロジェクト」に協賛、低燃費タイヤなどを提供 岡山県美作市

2016.03.14
住友ゴム工業株式会社(神戸市中央区、池田育嗣社長)は、中山間地域の生活・経済活性化実現に向け、岡山県美作市で今年1月からスタートした「上山集楽みんなのモビリティプロジェクト」に協賛する。

同プロジェクトの正式名称は「中山間地域の生活・経済活性化のための多様なモビリティ導入プロジェクト」。
主催は特定非営利活動法人みんなの集落研究所・特定非営利活動法人英田上山棚田団・一般財団法人トヨタ・モビリティ基金。
同社では、同プロジェクトで利用する車両でのタイヤ装着や、棚田再生のための活動を行うという。
20160314住友ゴム

同プロジェクトは、奈良時代から続く伝統的な棚田を持つ中山間地域の上山地区(岡山県美作市)で、過疎・高齢化等により顕在化している交通不便を多様なモビリティシステム構築によって解消し、持続可能な生活・経済活性につなげる活動。
取り組みの一環として、超小型EVを導入している。
同社は、優れた低燃費性能とロングライフを実現した低燃費タイヤ「エナセーブEC203」で協賛、活動をサポートするとしている。

なお同社では、2月28日にプロジェクト説明会を開催。
近隣住民約200名が参加し、超小型モビリティの可能性を体感した。

また同社は2014年より、同地区で公益社団法人日本ユネスコ協会連盟との協働事業「チームエナセーブ未来プロジェクト」の一環として、英田上山棚田団とともに、棚田再生に向けた田植え・稲刈りなどの活動にも取り組んできたという。