【ニュース】 比叡山振興会議と京阪電気鉄道、比叡山延暦寺の魅力に触れる展示・講演・体験会を3月25日~27日に京都駅ビルと京都タワーホテルなどで開催 滋賀県大津市
2016.03.10
比叡山振興会議(滋賀県大津市、小堀光實会長)と京阪電気鉄道株式会社(大阪市中央区、加藤好文社長)は、比叡山延暦寺の魅力に触れる展示・講演・体験会「聖なる時を旅する 世界文化遺産 比叡山延暦寺への誘い in KYOTO STATION」を、3月25日~27日に京都駅ビルと京都タワーホテル(何れも京都市下京区)などで開催する。
同イベントは、昨年に続き2回目の実施。
桜の開花により観光シーズンのピークを迎える京都駅前で、国内外の人々に向け、比叡山延暦寺の魅力を発信する。
天台宗開祖 伝教大師・最澄の生誕から1250年を迎える今年は、昨年好評を得た「写経体験」や「天台声明公演」に加え、新たに抹茶のサービスや、「坐禅」の体験コンテンツを追加。
また、映像や写真パネル展示の多言語対応など、外国人向けのサービスも拡充させたという。
期間中、昨年京都タワー内にオープンした新たな外国人専用の観光案内所「関西ツーリストインフォメーションセンター 京都」では、外国でも人気の抹茶を無料で接待する(1日100名限定)。
多言語対応の映像を鑑賞しながら、比叡山延暦寺のおもてなしを体験できるという。
また、「ZAZEN」として海外でも知られる坐禅を、延暦寺の僧侶による指導のもと、畳をしつらえた会場で体験できるようにしたほか、大人向けには「写経体験」、子供向けには「写仏体験」も実施。
完成した写経は持ち帰ることもでき、延暦寺へ奉納(300円)もできるとしている。
京都駅に祈りの声が響く「天台声明コンサート」では、伝教大師最澄が中国(唐)より伝え、今に伝承されてきた荘厳なる祈りの声を、延暦寺の僧侶約10名が披露する。
昨年は延べ500名以上を動員した人気イベントを、今年も京都駅前広場で開催するという。
その他、大阿闍梨による法話とお加持(事前予約制)、比叡山延暦寺を紹介するパネル展・映像上映「悠久を感じる旅へ」なども実施する。