【ニュース】 ノバレーゼ、築約80年の歴史的洋館を再生した婚礼施設兼レストラン「旧ジェームス邸」が「BELCA賞」受賞 兵庫県神戸市

2016.03.09
ウエディングプロデュース・レストラン運営を手掛ける株式会社ノバレーゼ(東京都中央区、浅田剛治社長)は、同社が使用・維持管理する「旧ジェームス邸」(神戸市垂水区)が、歴史的建造物の優れた維持・補修工事を表彰する「BELCA(ベルカ)賞」のロングライフ部門に選ばれたと発表した。

「旧ジェームス邸」は、神戸を代表する築約80年の歴史的洋館で、建設当時の姿を保存しながら、婚礼施設兼レストランに再生したもの。
5月16日には、主催者の公益社団法人ロングライフビル推進協会より表彰を受ける。
20160309ノバレーゼ

同社は2012年12月より、当時あまり利用されていなかった「旧ジェームス邸」の外観や内観の趣のある歴史的建築美を活かしながら、地上階はレストランや婚礼の待合室として利用し、地下のレンガ積みのバーもそのまま活用。
建物の東側には着席で最大120人を収容する披露宴会場を、西側には80席のチャペルを新設するなどし、敷地全体の景観を損なうことなく保存、有効活用しているという。

「BELCA賞」は、全国の設計・建設会社など131社で構成する社団法人「ロングライフビル推進協会(BELCA)」が年に1回選定するもの。
1991年度に始まり、継続して維持保全に努めた「ロングライフ部門」と、改修によって画期的な活性化を図った「ベストリフォーム部門」がある。

同社が「BELCA賞」を受賞するのは、昭和4年(1929年)建築の旧逓信省の電報電話局を婚礼施設兼レストランに再生した「芦屋モノリス」の受賞(2010年度)に続き2度目。