【ニュース】 森トラスト、2020年まちびらき予定の「大宮通り新ホテル・交流拠点事業」で「JWマリオットホテル奈良」を誘致 奈良県奈良市
2016.03.04
森トラスト株式会社(東京都港区、森章社長)は3月3日、奈良県が推進する「大宮通り新ホテル・交流拠点事業(旧称:県営プール跡地活用プロジェクト)」のホテル事業計画で、マリオット・インターナショナル(米国メリーランド州)の日本初進出となる最高級ホテルブランド「JWマリオットホテル奈良」を誘致すると発表した。
2020年春の開業を目指す。
奈良県「大宮通り新ホテル・交流拠点事業」は、東大寺・唐招提寺・法隆寺・古代天皇陵などが点在する奈良県北部の中心に位置。
国際級ホテルを核に、コンベンション施設・屋外多目的広場・駐車場・バスターミナル・NHK奈良放送会館(予定)等を複合した大規模再開発事業で、同ホテル同様、2020年春のまちびらきを予定している。
同拠点事業のうち、同社はホテル部分の用地取得・開発を担う事業者として2014年12月に優先交渉権を獲得。
同県は世界遺産や国宝建造物など歴史的文化資産が豊富であることに加え、奈良公園や吉野山に代表される風光明媚な景勝地が多くあること、同拠点事業が同県内と近府県を含む観光エリアを回遊する観光拠点に適した立地であることから、中長期滞在も可能な、同県初となる国際級ホテルの誘致に向けて取り組んできた。
計画では、マリオットグループの創業者「ジョン・ウィラード・マリオット」の名前を冠する、同グループの最高級ブランドを日本で初めて誘致することで、マリオット・インターナショナルの持つ約5,500万人という世界最大級のグループ会員をはじめ、広く世界に奈良の魅力を発信。
国内外の旅行者に向けた、新たな観光拠点創造を目指すという。
ホテル事業計画の所在地は奈良県奈良市三条大路1丁目(奈良県「大宮通り新ホテル・交流拠点事業」敷地北東角)。
敷地面積4,000㎡、延床面積約1万5,000㎡。
客室数150室。